個人年金保険は若いうちから?

国の年金制度の将来性が疑われている今、若いうちから保険会社の提供する個人年金保険へ加入すべきという考え方があります。
確かに若いうちから加入した方が、月々の保険料が安くなりますので負担が小さくて楽ですが、だからといって焦って加入する必要はないはずです。
結局25歳から加入しても40歳で加入しても、トータルで支払う保険料にはほとんど差は無いのですから、自分の生活基盤がきちんと整った時期からの加入をすることが最も肝要なのです。
また若いうちから個人年金保険に加入してしまうと、たとえば貯金が少なくなり、マイホーム購入の際の頭金が少ないために、月々のローン返済額が大きくなることになります。
そしてローンが増えれば子供の養育費や日々の生活費が不足してきますので、最悪の場合には個人年金保険を解約する必要する出てくる可能性もあるわけです。
さらに、いくら貯蓄性が高い保険とはいえ、全て保険会社が扱う“商品”ですので、それらは例外なく手数料や経費で持っていかれる部分が出てきてしまいます。
つまり多少金利が低かろうとも、見せ金としても使える銀行への貯金が、実は一番有効な手段だといえるのです。
このように老後の資金は、生活が安定してから検討することが大切です。老後を気にして今を不安定にしてしまっては、それは必ず老後にも響いてくるからですね。